清掃業の請求書の書き方 —
定期清掃・スポット清掃・消耗品費の記載例

オフィスや店舗の日常清掃、マンション共用部の定期清掃、エアコンクリーニングなどのスポット対応——清掃の仕事は、毎月同じ現場に通う定期契約と単発の依頼が混在します。この記事では、清掃業の請求書の品目記載例と、現場が増えても毎月の請求業務が回る仕組みを解説します。サンプルは清掃業の請求書テンプレートで確認できます。

契約形態別・品目の書き方

清掃の請求書は、「どの現場を・いつ・何回」清掃した対価なのかが1行で読み取れる書き方が基本です。定期とスポットで書くべき情報が変わります。

契約形態品目の記載例ポイント
定期清掃(月額) 定期清掃費(2026年7月分 / ◯◯ビル3階事務所 / 週2回 × 4週) 80,000円 対象月・現場名・頻度を明記する。複数現場は現場ごとに行を分ける
スポット清掃 エアコンクリーニング(2026年7月12日実施 / ◯◯様邸 / 2台) 28,000円 実施日と数量を明記する。定期契約の現場でも行は分ける
消耗品費 消耗品費(2026年7月分 / 洗剤・ゴミ袋ほか) 5,000円 作業費に含めるか実費で別建てにするかを契約で決め、別建てなら行を分ける

定期清掃は「週2回 × 4週」のように頻度と回数で書いておくと、祝日で実施できなかった週や5週ある月の扱いを取引先と話しやすくなります。月額固定(実施回数にかかわらず定額)なのか、実施回数で精算するのかは契約書で決めておき、精算型の場合は品目の回数を毎月更新します。

消耗品費は、少額であれば作業費に含めてしまうのが簡単です。取引先の指定品を購入して実費請求する場合は、購入明細と金額を一致させ、作業費とは別の行にします。

現場・日付・回数を明記する理由

清掃は作業が終わると成果物が手元に残らないため、請求書と作業記録の対応関係だけが金額の裏付けになります。

POINT ビルの管理会社など発注元の担当者は、複数の清掃業者の請求書を現場単位で照合しています。品目に現場名と実施回数(スポットは実施日)が書いてある請求書は照合の手間がかからず、支払いの遅れや問い合わせが起きにくくなります。作業報告書を提出している場合は、報告書の回数と請求書の回数を必ず一致させてください。

なお、エレベーターや消防設備など設備の点検・保守まで請け負うビル管理の契約は、清掃とは品目の立て方が変わります。書き方はビルメンテナンスの請求書の書き方 — 月次点検・法定点検・緊急修繕の記載例で解説しています。

定期契約の請求は自動化する

定期清掃は、宛先・現場・金額が毎月同じ請求の繰り返しです。現場が10件、20件と増えると、月末月初の請求書作成が現場作業の時間に食い込みはじめます。

  1. 現場(取引先)ごとに継続請求を登録する — 宛先・品目・金額・請求日を一度設定します
  2. 毎月の請求書の生成と送付を自動にする — 定額の現場は、何もしなくても請求が完了します
  3. スポット対応や消耗品費が出た月だけ行を追加する — 自動生成された請求書に追記して送ります

送り忘れを防ぐ仕組みの全体像は請求書の送り忘れを防ぐ方法を、自動化の考え方は毎月同じ請求書を自動で送る方法を参照してください。

まとめ

  • 定期清掃の品目には対象月・現場名・頻度(週◯回 × ◯週)を明記する
  • スポット清掃は実施日と数量を書き、定期分とは行を分ける
  • 消耗品費は契約で扱いを決め、実費請求なら購入明細と一致させて別の行にする
  • 現場ごとの毎月の請求は自動化し、スポットや実費が出た月だけ確認する運用にする

Maido請求は、この「継続請求の自動化 + 例外だけ確認」の運用をそのまま実装したサービスです。現場が増えても、自動で送れなかった請求だけを確認すれば月次の請求業務が完了します。

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